約 1,248,184 件
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/66.html
845 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2009/12/04(金) 14 21 35 ID YaTUeU+I 憂「ねぇ、お姉ちゃん」 唯「んー?」 憂「この間、梓ちゃんと二人きりでお出かけしたんだって?」 唯「したよー。なんで知ってるの?」 憂「今日梓ちゃんが話してたから…すごく嬉しそうだった」 唯「そっかー…よかった、あずにゃんこないだのデート楽しかったんだ♪」 憂「…デートなんだ」 唯「えへへ、まあねー」 憂「……」 デート…まさかそんなにはっきり言われるだなんて思わなかった。 もう少しきまり悪そうにするとか、後ろめたい雰囲気を出したっていいじゃない… 唯「それであずにゃんったらねぇ…あれ憂、どうしたの?」 憂「…別に。なんでもない」 唯「なんでもないことないでしょ?なんか怒ってるよ」 憂「…怒ってない」 唯「ふふ、嘘ついたって分かるんだよー?さぁ、お姉ちゃんに言ってみなさい!」 …だめだ。やっぱりお姉ちゃんの真っ直ぐな瞳に見つめられると、嘘はつけない… 憂「お姉ちゃんが…」 唯「ん?私がなあに?」 憂「梓ちゃんと…デートしたから」 唯「それで怒ってるの?」 憂「…うん」 唯「あはは、なんだそんなことかー」 憂「…そんなことじゃないもん」 846 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2009/12/04(金) 14 25 20 ID YaTUeU+I 唯「ごめんごめん、でも憂だってあずにゃんとお出かけするでしょ?おあいこだよ」 憂「私はお出かけだけど…お姉ちゃんはデートって言ったじゃない。それって全然違うよ」 唯「そうなのかなー?」 憂「そうなんだよ。お姉ちゃん、あんなに楽しそうな顔して…私より梓ちゃんのことが好きなんだよ」 唯「そんなことないよ。私は二人とも大好きだよ?」 憂「…それじゃやだ」 唯「へ?」 憂「私の方が好きじゃなきゃ、やだ」 唯「おお…憂って、意外にわがままなんだね」 憂「……」 唯「…ふふ」 お姉ちゃんは黙り込む私を優しく抱きしめて、耳元でこう呟いた。 唯「私…憂のこと、世界一好きだよ」 憂「…ホント?」 唯「うん、ホント」 憂「じゃあ、私とデートしてくれる?」 唯「もちろん!どこ行こっかー」 憂「あと…もう他の誰かとデートしちゃだめだからね」 唯「はいはい、しないよー♪」
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/1186.html
カンテレ制作フジ系火曜ドラマ 姉ちゃんの恋人 共通事項 基本の放送時間…21 00~21 54 2020年10月27日 ♯01(新・21 00~22 09) 本編スポンサー 1’00”…LION※ 0’30”…O-net、レディースアートネイチャー、Japanet※、ENEOS、proactiv+、ライフネット生命※、kewpie※、TOSHIBA ヒッチハイク1 0’30”…小林製薬 ヒッチハイク2 0’30”…第一三共ヘルスケア 2020年11月3日 ♯02 本編スポンサー 1’00”…LION※ 0’30”…Japanet※、HITACHI、proactiv+、ENEOS、TOSHIBA、kewpie※、CEZANNE※、永谷園(PT) ヒッチハイク1 0’30”…小林製薬 ヒッチハイク2 0’30”…第一三共ヘルスケア 2020年11月10日 ♯03 番組開始前カウキャッチャー 0’30”…第一三共ヘルスケア 本編スポンサー 1’00”…LION※ 0’30”…kewpie※、PEUGEOT、HITACHI、宝島社、Kracie、Japanet※、TOSHIBA、住友生命(PT) ヒッチハイク 0’30”…小林製薬 2020年11月17日 ♯04 番組開始前カウキャッチャー 0’30”…第一三共ヘルスケア 本編スポンサー 1’00”…LION※ 0’30”…kewpie※、TOSHIBA、Aladdin、proactiv+、ライフネット生命※、Japanet※、宝くじ(PT)、COSMO(PT) ヒッチハイク 0’30”…小林製薬 2020年11月24日 ♯05 番組開始前カウキャッチャー 0’30”…第一三共ヘルスケア 本編スポンサー 1’00”…LION※、ライフネット生命※ 0’30”…TOSHIBA、Aladdin、宝島社、Japanet※、kewpie※、農林水産省(PT) ヒッチハイク 0’30”…小林製薬 2020年12月1日 ♯06 番組開始前カウキャッチャー 0’30”…第一三共ヘルスケア 本編スポンサー 1’00”…LION※ 0’30”…kewpie※、NTT docomo※、TOSHIBA、unicharm ユニ・チャーム、Japanet※、ライフネット生命※、SoftBank※、農林水産省(PT) ヒッチハイク 0’30”…小林製薬 2020年12月8日 ♯07 番組開始前カウキャッチャー 0’30”…第一三共ヘルスケア 本編スポンサー 1’00”…LION※ 0’30”…Eco Ring※、TOSHIBA、宝島社、ライフネット生命※、kewpie※、Japanet※、宝くじ(PT)、Sissi Trilogie FRAGRANCE ALCOHOL GEL MOIST(PT) ヒッチハイク 0’30”…小林製薬 2020年12月15日 ♯08 番組開始前カウキャッチャー 0’30”…第一三共ヘルスケア 本編スポンサー 1’00”…LION※、ライフネット生命※ 0’30”…kewpie※、TOSHIBA、SoftBank、JRA、KIRIN(キリンビール)、Japanet※ ヒッチハイク 0’30”…小林製薬 2020年12月22日 ♯09(終) 番組開始前カウキャッチャー 0’30”…第一三共ヘルスケア 本編スポンサー 1’00”…LION※ 0’30”…Japanet※、KIRIN(キリンビール)、kewpie※、宝島社、JRA、TOSHIBA、ナースパワー、東洋水産 ヒッチハイク 0’30”…小林製薬
https://w.atwiki.jp/onjpawapoke/pages/125.html
「帰りたくない」言われてしまった、 それから私はシャワーを浴びて、ぼーっとしている。 「本当に泊まっていくのかあ…ゴクリ」 これは襲うしかないですよね、はい そう思うと自然によだれが垂れる、うへへ、これもごほうびだよね、うん! 「次大波くん浴びてきて~♪」 「あ…うん」 大波君もどうしていいかわからないようで、ぼーっとしていたみたい。 もう引き返せないし、大波くんのお年頃ならやることなんて1つしかないとくらいわかってるでしょう、うへへ。 「さあさあ、早く浴びておいで♪」 「はーい…」 大波目線 とりあえずシャワーを浴びて、気持ちをさっぱりさせよう…うわっ 「やっぱり勃ってるなあ…」 俺ってこんなに変態なやつだったんだなあ…まあ、お姉ちゃんの方がよっぽどおかしいけど 「へっくち!」 だって俺とのためだけに、命まで投げ出しそうになってさ、本当に…なあ、 「そんなお姉ちゃんだから、俺も好きなんだろうなあ」…… もう覚悟決めて、自分の気持ちに素直になろう さくら視線に戻る ヤバイ、いざ事に及ぶとなると緊張してきた… ん?丁度大波くん戻ってきた 「じゃあ、そろそろ寝床いこっか」 「!?」だよねえ、私飢えてますよねえ… 「い、いいよ」 キターー!……でも 「ホントにいいの?」 「うん、俺さもうすぐ宇宙行くじゃん?宇宙ってさ、俺の知らない世界だから、みんなから見たら楽しいことも楽しくなくて、壊れちゃうかもしれない…」大波くん…ホントは怖いのかな 引き留めてあげた方がいいのかな 「あ、でも怖いって訳じゃないよ、ただ…お姉ちゃんと会えないのは寂しい、だからお願い、俺と…して?」 逆に言われちゃった… ……私もまだまだだね、大波くんはこんなに成長してたんだ、 ならその期待に応えなくちゃ! 「もう…エッチなんだから♪」 「ん…んん…」大波くんのアレは、意外にまだ小さくて、舌先でなめてやるたびにぴくんぴくんって波打つ。 当の本人は緊張して声も出せないみたい…って言うかおっぱいを見てる。 「大波くん、おっぱい気になる?」 「ふえっ!?…うん、母さんのも見たことないし」 「吸って、いいよ?」うん、私がお母さん代わりになるんだ、約束したもんね。 大波くんがかっつくように私の小さな乳房に食らいつく 「あっ…」これが吸われる感覚… なんか感じる以前に、優しい気持ちになっていくなあ。 これが「お母さん」なのかな? 私のお母さんも、こんな気持ちだったのかな、なんてね 「お姉ちゃん……」大波くんが泣いてる… 「そろそろ、入れてみよっか」 「……うん」 大きく股ぐらを開く、さすがにちっと恥ずかしいなあ、 大波くん、目線目線 「そんな未確認生物みるような顔しないで…」「どす黒い…毛むくじゃら…」 処理忘れてた、恥ずかしい 大波くんの小さなアレは ゆっくりと私の中へ 「…はぁっ!あっ!」小さくても…きもちいいっ…! 大きさと気持ちよさは比例しない、 大波くんもその小さいモノを一生懸命に押してくれてる…! 「はぅっ!いやっ!そこひゃいっちゃう…赤ちゃん…」ああ!もう気持ちよくて理性なんか吹き飛んでしまいそうよ! 「お姉ちゃん…俺も…なんか」 ……ひぇ? 「うにゅ…どーした……んっ!あっ!」 上から乗られてるぅ! 忘れてた、この子は何でか世界大会終わってから ハイテンションになると止まらない! 「にゅぅ!ひゃ!んにいい!!らめ…大波く……激しいのお」 「なんだかお姉ちゃんの気持ち良さそうな顔を見てると、もっともっとって気持ちに…」 「壊れちゃうよぉ…」「俺に任せて!」 何を任せるの! ねえ何をなの!壊す前提の話なの!? でも、私も止められない… 「大波くん…大波くんが欲しい♡」 「俺もだよ…さくらお姉ちゃん」 なんだかもう溶けてしまいそうで このままずっと繋がっていたい… そういう気持ちが、赤ちゃんに… 赤ちゃん? 「ひいっ!?…中は!中はダメ!」 中はダメだよ大波くん!赤ちゃんが… 「もう我慢できないよぉ!お姉ちゃん!」 「あぁあめぇっ!!!」 全部……中で…生… 赤ちゃんが…赤ちゃん出来ちゃう 弾道が1上がった! ………… 「大波くん、帰ってくるまでに赤ちゃんができてたら…どーする?」 「俺がなんとかする!」「それだけの問題かっ!…そうだよね、大波くんは世界を守れる男だもんね……」 でもね、私は知ってるの 大波くんの気持ち。 「でも、それ以前に一人の男の子なんだから ……いつでも帰ってきていいからね」 「!!」 いつでも安らげる場所が、欲しいんだってこと、知ってるんだから♪ 「……うん」 「でも、逃げ出してくるような事はしないでね♪」「当たり前だ!」 ………… 「と言う訳なんですよ、ホンフーさん」「なるほどオホホ…それで妊娠するとは、あなたも大馬鹿ですね♪」 「なんとも言えません…」「パパは中学生…漫画みたいですね」「しかも空の上やろ、あー遠い遠い」「カズさんは黙っててください」 「それで、産むんですか?」「降ろすわけないやろけどな」 カズさんは釘を刺しに来てる、絶対 無論、私だってそのつもりよ! 「大波くんを真っ青にしてあげるんです♪」「……それはよろしいのですが、この話を今ここで初めて聞いたと思われる、お父上様が気絶なされてます」……あ 「まさか、この話親や家族にしてなかったんか!?」 ……てへ☆ 次の瞬間、私の家にはカズさんの 「このあほんだらーー!!!」 って声が3軒先まで響いたそうです。 そして…… ようやく歩けるくらいになった私の息子と私は、あの日からずっと変わらない河川敷。 大事なあの子と出会った河川敷で、私はその子を待つ。 「……ここでね、パパとママは出会ったのよ?」「パパって、おおきい?」 「んーん、普通のパパと比べたら、小さいかもね」 でも、普通のパパよりとってもすごいパパなんだ、 風そよぐこの場所で、二人で伝説を作った。 ……どうやら、来たみたい。 「あれが、あなたのパパよ?」遠くに見える大波くんは、少したくましく見えた、こっちを見るなり、もとに戻ったけど 「……」「ダッコしてあげるから、会いに行こっか」「……うん!」 「おーい!大波くん!」 「お帰りなさい!!」 ここで一度、私たちの物語は終わりとなる、でも、これから先もある どんな未来になっても、私は、この大波くんとなら やっていける、やってみせる。 そんな私、才葉さくら OLです! さくら姉ちゃんわっふる 終わり
https://w.atwiki.jp/3kshiki/pages/127.html
お姉ちゃんが来たアニメ公式/Wikipedia 話数:全12話 放送時期:2014年01月~放送中 関連作品: ■劇伴音楽 羽鳥風画(studio CHANT) ■主題歌主題歌 ▽第1話~第8話 「Piece」富樫美鈴 作詞:富樫美鈴 作曲・編曲・音楽:羽鳥風画 音楽制作:studio CHANT挿入歌 ▽第1話~第8話 なし。
https://w.atwiki.jp/onjpawapoke/pages/102.html
私は才葉さくら、OLです つい最近小さな彼氏ができました 小波くんと言います 彼は魔球を投げれる事で世間から注目を浴びていました 今は少し落ち着いたかな 世間から見た彼は「クールで落ち着いている」ですが 私と接する彼は「甘えん坊」 そんな彼、今日は私に紹介したい人がいると言って女の人をつれてきました 「どうもー!」「こにゃにゃちは…」 すごく…大きいです… さくら姉ちゃん第4話 カズさん 「この人が小波の彼女さん?」「そうだよ、カズさん」ものすっごい嫌疑の目で見られてるよ…でもしょうがない 小波君は小学生で私は大人… 「小波お前はどこまでアブノーマルなんや…まるで私の知り合いみたいやな…」「なんだよアブノーマルって」 小波君はアブノーマルだよ…うん 「……んで?あんたは名前なんて言うの?」「私?私は才葉さくらって言います~」「才葉!?……まあ南雲とかとおんなじくらいのところやな」 「カズさんはね…むごご!」ん? 「はいはいそこまでそこまでやで~」 この人も、怪しい 「うう…怪しい目で見られてるやんウチ…」「あなたも見てたからお互い様です、みゃはは」 「それでなんや、ウチとこの人会わせてどうしたいんや?小波」 「俺の恋人になんだから、さくら姉ちゃんにもヒーローを知っといて貰わなくちゃでしょ?」ヒーロー!? 小波君の口から発した単語はにわかに信じがたい言葉だった 「カズさん?説明してもらえるかな?みゃは…は」「……あっちゃ~やで…がは…は」 「しゃーないなあ、まあ才葉グループのとこの人やし、関わる可能性はあるからええわ……ほないくで」そう言ってわずか数秒後 「フォームチェンジ!」カズさんが本当にアニメでしか見ないような変身姿に身を包んで再び現れた 「うにゅれ!……どう言うことですか?」 「うーん…なんといったらエエか、まあ簡単に言いますと私超能力者ですねん」目の前のヒーローはあっさりと自分の正体を明かしてくる 「超能力…者?」「詳しくは言えんけどな、重力を操れるんや、私」 「ね?凄いでしょ!」「こらこら、小波君の力じゃないでしょ」紹介した甲斐があったと小波くんがとても嬉しそうだ 「……(チョイチョイ)」 そんな様子を見てか知らないけれど カズさんが私に手招きをしてきた 「あ、小波は駄目やで、朱里に相手してもらってや」「お姉ちゃん早く返してね!」「独占欲半端ないわねこの子…」小波くんが朱里と言う人と河川敷の下に降りていってから カズさんが語りかけてくる まるで先程までとは違う口調で 「あんたは、小波のなんになるんや?」 「えっ?」 「あんたが守っていけるほど、あいつを取り巻く世界は簡単やないんやで?」 「私は?小波君の彼女…」「それは知っとる、私が聞きたいのは あんたといることで小波にとってのプラスになれるんかってことや」 ……私といることで…か 「見た感じあんたは才葉グループの親族ってだけの、うちらから見たら「一般人」や、小波から見てもやで そんなあんたが、こっちの世界に入ってきて耐えられるか?ジャジメントやオオガミと渡り合っていかなあかんで?なにもかも失うかもしれんで?親兄弟もなにもかも」脅しには全く聞こえない、けれども 一般人だから…!? 「一般人だからなんだって言うんですか!私といると小波くんは安らぐっていってくれます! それに…小波くんがどうあれ、疲れているなら私は癒してあげたい」 「そら非日常の側の人間からしたら日常世界の人間といることはさぞ安らぐことやろなあ、でもな、そんな幻想がずっと続くほど世の中甘くはないんやで まあひねくれてると思ってくれても構わんけどな」現実が幻想…? 「どう言うことですか?」 するとカズさんは少し口調を和らげて話だす 「……ウチにも好きな人がおったよ、高校生の頃やけどな、もう少しで告白しようってまで思った… でも、超能力目覚めたのも高校生の時なんや、それでウチはそいつを一旦諦めた、いつか強くなったらまた出会うためと自分には言い聞かせたよ」 ゴゴゴと地鳴りがし始める、恐らくカズさんの力とやらだろう 「……」「それでな、ようやく押さえきれるくらいになって、よっしゃ思って久しぶりにそいつにあったらな、そいつには普通の家庭があった、そして私もな…もうそっちに戻れないほどになってしまってた、元々…片想いやったけど…辛かった…」カズさんの足元が震えている それが行きどころのない怒りだとはすぐ理解できた 「あんたは、小波が遠くに行っても、ついていけるんか?小波の事を待ってあげられるんか?」 「それは…」小波くんが遠くに? 「私は大人になってからやったけどな、子供の頃にこの現実を突きつけられてみ、辛いなんてもんじゃなくなるで!」 「そら、片想いと両思いを比べるなって言いたいかもしれんけど、実際離れてしまったら同じようなもんやで?」 カズさんの言うことは私の心にとても重くのし掛かる 一般人の私じゃ反論の余地もないほどに 「……小波はあんたに母性を求めとる、それは何となく感ずいてたやろ?」「はい、それはわかります」 「まだあいつは若いから、それが恋だと勘違いしてしまったんや、少しは恋愛感情もあるやろけどな……」「……それでも私は…」 「後な、年齢はまってくれんのやで、私がおばさんになってもは通用せんのやで?小波とあんただけの世界やないやろ?それこそ世間体からしたら小波が余計に異端者扱いされるで?私は元から異端やから気にせんだけや」現実なところをピンズドで貫いてくる 「……うにゅにゅ…」 「まあでもあんたとは仲良くなれそうや、もし小波の事で何かあったら電話しーや」どこからか取り出してカズさんはメモの切れはしに携帯番号を書いて、私に渡してくれた 「ほな、よく考えることやで、あんただけのためやない、小波のためでもあるからな……さて!小波呼ぼうか!小波があんたを求めてるのは事実無根や、それは認めるで!」 すぐパッとカズさんのトーンは元通りになって遠くにいる小波くんに向かって叫んでる 私の方が切り替えるのが遅いくらい 「……どうしたらいいんだろう~」 「お姉ちゃんどうしたの?」すりすりしてくる小波くんの頭を撫でながら、私は空を仰いでいた 「小波くんのためか…」+番号リスト
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/264.html
お姉ちゃんチェ~ンジ 664 :名無したちの午後:2009/04/27(月) 21 48 44 ID jaj5LgZh0 ・お姉ちゃんチェ~ンジ 体験版が手コキ2つだったし低価格作品なので、もうこれ以上のコキシチュはないと判断し買わなかった。 関連レス
https://w.atwiki.jp/onjpawapoke/pages/103.html
「さくら姉ちゃん…何してるの?」 大波くんの前には三角木馬に乗った私の姿があった 「え?これは…大人になればわかるよ、だから早くお外に出てなさい」そして私自身とってもこのとき冷静だったと覚えている ………… 「山田父さん、大人の女の人って三角形の板の上に乗るのが好きなの?」「えっと…なんと言えばいいか」「小波お前、部屋に入るときはちゃんとノックしてやるでやんす…」 「不安だからもう一回見てくるね!」 「あっこら待つでやんす!……お姉さんとやら、ご愁傷さまでやんす…」 ああああ~!!見られた!三角木馬! 昔からやってた内緒の趣味だったのに! 確か最初始めたのは小学五年でだったなあ… 「お父さん、それなに?」ってのが始まりだったなあ… 「これはね、ぜっったいに触らせるわけにはいかない!危ないからね」 そんなにまで言われたのにたしか私はその夜に忍び込んで… 「これの上に乗っかって…!?いつっ…!……気持ちいい…」三角木馬の角が私のクリトリスにうまくフィットして当たってくる もちろん重力は下に行くから痛さもあったけどそれ以上に 骨盤にカツリと当たってくる快感に私はどっぷり溺れていった 「でもたしか最初の木馬は火事の時に燃えてなくなっちゃったのよね…」 しかし私は才葉グループの娘 ありとあらゆる手を尽くして三角木馬を見つけようとした しかし私は当時10才になったばかり そんな私に三角木馬を教えてくれる人なんて見当たらない 鉄棒や登り棒で代用してみてもやはり三角木馬には敵わない… そんな時だった 「わんこちゃん…!」 わんこちゃんが穴堀をしているときに変なものを見つけたと言うので見させてもらいに行ったら それは三角木馬だった すぐわんこちゃんと骨百本で交換して 私の地下室へ仕舞いこんだ 「……んだけどなあ…」 今日はうっかり鍵を閉めるのを忘れてしまい、三角木馬に乗ってるところを大波君に見られてしまった 「……三角木馬は気持ちいいんだけどなあ…」そういいながら自然と私は三角木馬に乗っかった もう大波君も帰っただろう 「んんっ…ああっ…!!」 腰から下はフリーフォール状態 私の股が木馬にどんどん食い込んでいく 「私は着衣派なのよね~」三角木馬に乗るとき着衣派と直接派が分かれていて、私は着衣派なのだ、理由は 「布が入ってくる感覚がたまらないのっ…んっ!」上半身をうまく動かしてクリにも刺激を与える コリッコリッと動いていくともう頭がおかしくなる「……~!~!」 更に私の三角木馬には秘密兵器が備わっているのだ 「スイッチオン!」ロデオ機能♪ 「才葉グループのアダルトグッズ班のっ!作ったっ!んっ!ロデオ三角木馬ぁあっ!ひぁっあっあっあっあっ!」木馬が縦に揺れながら前に移動する、もちろん刺激は数倍のものとなり「ひゃあっ!あっ!んぎぃっ!」 中と言う中を刺激して回る 「もうらめぇ…っフィニッシュす」「お姉ちゃ……」 大波くぅうううううううん!!!!! 今は…らめえええぇ!! 「イクウウウウウ」もう遅かった 私は思いっきりマン汁を放出してしまい あろうことか大波君の顔面一面を汁まみれにしてしまった……… 「……お姉ちゃん、お漏らししたの?」「いっいやっ、これはお漏らしじゃ無くてねえっと…大人の…」 どうやって言い訳しようか まあ股から汁を出しながら弁解してる時点で痴女全開な気もする… と思ったら大波君が顔についた汁をペロッとなめている 「なっ、なにしてるの!?」 「え?おしっこと色が違うからなんなのかなって思って…」 「……~~!!」もうダメだ… 大波君も乗せるしかなあい! 「大波君も乗ったら出るよ!」 「えっお姉ちゃん何をしてるの」私は思いっきり大波くんを持ち上げて 三角木馬に座らせた 「んひゃあああああ!!!」さあどうなる!?「……気持ち…いい…」 ようこそ、三角木馬の世界へ 恐らく大波くんを覆ったのは アナルへの衝撃と快感だろう…… 「どう?気持ちいいでしょう?これはね?ストレスを解消する道具なんだよ」これでごまかせるか?「ふぅん!そーなんだ!」やったあ!ピュアでよかった大波くん 「さっきのはね……機械が古いからちょっと中に溜まってた水なんだよ」 「へえ~そっかあ、おしっことかお漏らしとか言ってごめんね?」「ううん!最初はみんな勘違いするからね!」大人は嘘つきなんだ…大波くん それから大波くんは時々三角木馬をストレス解消に使いに来るようになりました 「……めでたしめでたし♪」
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1075.html
「つかさおはよー。って、あれ?かがみは?」 駅前でこなちゃんと合流して、こなちゃんがまず訊いてきたのは、予想通り、お姉ちゃんの所在だった。 私は、せっかくだからこなちゃんやゆきちゃんに相談してみようって言ったんだけど、お姉ちゃんは 「みゆきには心配掛けたくない。こなたには……こんな姿見られたくない」って。 お姉ちゃんらしいとは思うんだけど…… 今日は、大変な一日になりそう。 ここで正直に、『お姉ちゃんは鞄の中だよー』なんて言ったら、お姉ちゃんに怒られるので…… 「お姉ちゃん、風邪引いて熱が出ちゃって……今日は学校お休みするんだ」 「また風邪?かがみってよく風邪引くよね。夏にも引いてたし」 「うん。ほら、最近急に涼しくなってきたでしょ?きっとそのせいだよ」 「ふーん……あ、わかった。かがみはきっと、夏と同じ調子でお腹出して寝てたんだよ」 鞄の中で何かがバシンと音を立てたように聞こえた。気のせいかな? こなちゃんとふたり並んでバスを待つ。 …困った。 こなちゃんはどういう訳か、ときどき私の鞄をチラチラ見ている。 もしかして、もう怪しまれてる? もしかして、こなちゃんにはお姉ちゃんがいるのが分かるの? 「つかさ、さっきから気になってたんだけど…」 こなちゃんが不思議そうな表情で私に話しかけてくる。 「な、なあに?」 うぅ、心臓がドキドキしてきた。 まさかこなちゃんと会って早々こんなことになるなんて…… お姉ちゃん、どうしよう。 「どうして、そんな大事そうに鞄抱えてるの?」 「え…?」 そうだった。 よく考えたら私は、お姉ちゃんの入った鞄を両手で抱き寄せるようにして持っていたんだ。 思い出してみると、家を出たときからずっとこの体勢でここまで来ていた気がする。 だってね、こなちゃん…… ここまで来るだけでも、大変な思いだったんだよ。 つい勢いで『お姉ちゃんは私が守る!』なんて言っちゃったけど、一歩外に出たら急に不安が襲ってきて…… でも、なんとかしてお姉ちゃんを無事学校まで連れてってあげなくちゃと思って…… 落とさないように、ひったくられないように、大事に鞄を抱えて…… 転ばないように、一段ずつ慎重に駅の階段を下りて…… 人の少ない車両を選んで電車に乗り込んで…… そして、今に至るわけです…… つかさです…… 疲れました…… 突然、携帯の着信音が鳴った。 メールが来たみたい。 鞄を少しだけ開けて携帯を取り出し、メールを確認する。 送信者は……私? 本文にはたったの3文字で 『膝掛け』 とだけ書いてある。 お姉ちゃんが頑張って打ったメールなのは分かったんだけど…… 膝掛けなんて、何に使うんだろう。 なんとか無事に学校に到着し、保健室で膝掛けを借りて、教室に入り、自分の席に座って…… 思わずため息。 やっと着いたね、お姉ちゃん。 なんだか、いつもの通学路がものすごく長く感じたよ。 いつも通りのHRが終わり、授業が始まる。 で、お姉ちゃんが今どこに居るかというと…… 私の、スカートの中。 借りてきた膝掛けとスカートのおかげで、お姉ちゃんの身体は完全に隠れてしまっている。 確かに、これなら誰にも見つからないよね。 さすがお姉ちゃん、頭いいなあ…… …… ……… 落ち着かない。 いくら姉妹でも、これはちょっと恥ずかしいよ、お姉ちゃん。 授業が始まる前に、お姉ちゃんに頼まれて、シャーペンの芯とノートの切れ端をこっそり渡しておいたんだけど…… お姉ちゃん、こんな状況なのに、授業受ける気満々みたい。 でも、スカートの中でノートなんて取れるのかな?黒板も見えてない筈なのに…… …不幸な出来事は続けて起きるって、前にこなちゃんが言っていたのを思い出した。 どうしてそんな事を思い出したかっていうと…… 先生が突然、『抜き打ちの小テストをやる』なんて言い出したから。 なんということでしょう。 問題用紙が配られ、テストが始まる。 そして私は問題文と睨めっこ。 …ダメ、集中できない。 お姉ちゃん、あまり動かないでよ…… こうなったら、お姉ちゃんに助けてもらうしかない。 私は問題用紙の隅に小さな字で問題を書き写し、その部分をちぎってそっとスカートの中に入れる。 大丈夫、誰にも見られてない。 お姉ちゃんも、ちゃんと紙を受け取ってくれた。 しばらくして、お姉ちゃんが私の内ももをパンパンと叩いてきた。 私はそっと、スカートの中に手を伸ばす。 そして、お姉ちゃんから受け取った紙をじっと眺める。 すごく小さな字で何か書いてある。 やった。問題の答えだ。 やっぱりお姉ちゃんは、頼りになるなぁ。 何て、書いてあるのかな…? 『自分でなんとかしなさい』 …… お姉ちゃん、いけない事考えてごめんなさい。 もう、二度としません。 結局、お姉ちゃんは午前中の授業をずっと私のスカートの中で過ごした。 そのせいかな、なんだか頭がホワホワしてきた。 「つかささん、どうかされましたか?顔が赤いですよ?」 「ほんとだ。もしかして、つかさも風邪引いてる?ずっと膝掛け当ててるみたいだし」 突然こなちゃんとゆきちゃんに話しかけられた。 びっくりした。 「あ、ううん。何でもないよ。ちょっと寒気がするだけだから、平気だよ」 「そっか。じゃ、昼ご飯食べよっか」 3人で机を囲んでお弁当を食べる。 こなちゃんは相変わらずチョココロネだけど。 「なんか、かがみがいないと平和だねー」 こなちゃんがそんな事を言う。 私は全然平和じゃないよ。 スカートの中のお姉ちゃんのことでいっぱいいっぱいなんだよ。 「あ、そうそう、かがみと言えば…」 こなちゃんが何かを思い出したように口を開いた。 「この前、かがみと一緒に本屋に行ったんだけどさ……モグモグごっくん」 一瞬、スカートの中のお姉ちゃんがビクッと動いたような気がした。 どうしたんだろう? 「私はアニメ雑誌を買おうと思ったんだけど、かがみは参考書を探すって言うから、別行動をとることにしたんだよね……モグモグごっくん」 あれ?お姉ちゃんの様子がおかしい。 さっきから私の内ももをパンパン叩いてる。 ダメだよお姉ちゃん、そんなところ叩いたら。 「で、私は欲しい物を一通り買い終えて、かがみを呼びに行ったんだよ。そしたらかがみ、参考書のコーナーとは別の場所に居てさ……モグモグごっくん」 …どうしよう。 お姉ちゃんのパンパン攻撃がどんどん激しくなってきてる。 あ、分かった。 お姉ちゃん、きっとお腹がすいているのかも。 そうだよね、朝から何も食べてなかったもんね。 でも、もう少し我慢してね。 「そこで、一冊の本を手に持って、その表紙を真剣に眺めてたんだ……モグモグぷぃっ」 …お姉ちゃんのパンチが止まらない。 もしかしてお姉ちゃん、こなちゃんの話に反応してる? こなちゃんの話を止めろってこと? なんか、言われたらまずいことなのかな? 「私はかがみに気づかれないように、そっとかがみの背後に立って、かがみが見ている本の表紙を覗き見……」 「こなちゃん!」 「は、はひ?」 「…お鼻にチョコが付いてるよ」 こなちゃんのお鼻には本当にチョコが付いていた。 ラッキー。チョココロネが幸運を運んでくれたよ。 私はこなちゃんのお鼻についたチョコを指で拭い取ってペロッとなめた。 お姉ちゃんの真似。 すると、こなちゃんがびっくりしたような表情でこっちを見る。 「つかさ?」 「な、何?」 「もっかいやって」 こなちゃんがわざとお鼻にチョコを付けておねだりしてきた。 変なのー。 「泉さん、私でよろしければして差し上げましょうか?」 「おー。じゃあ、今度はみゆきさんにお願いしよっかな」 ゆきちゃん、ナイス。 お姉ちゃんの攻撃が止まったよ。 良かったー。 …なんて安心していたら、今度はお姉ちゃんが私のももをなでなでしてきた。 もう、お姉ちゃんってば…… 「つかささん、また顔が赤くなっていますよ?大丈夫ですか?」 き、気のせいだよゆきちゃん…… お弁当を食べ終えてから、私はお姉ちゃんを連れてある場所にやって来た。 「お姉ちゃん、出てきても大丈夫だよ」 周りに人がいないことを確かめてから、お姉ちゃんに呼びかける。 すると、スカートのポケットからお姉ちゃんがヒョコッと顔を出して、周囲をキョロキョロと見回した。 「ここ、屋上じゃない。どうしたのよ?こんな所に連れてきて」 「うん、あのね、お姉ちゃん、お腹すいたでしょ?」 「え…?あ、そう言えば…」 お姉ちゃんはお腹に手を当てて空腹具合を確かめる。 なんだか可愛い。 「朝から何も食べてなかったし……ていうか、小さくなってもお腹は減るのね」 「でしょ?だから、お姉ちゃんのお弁当、持ってきたんだよ」 私は持ってきたお弁当をお姉ちゃんの前に置いて広げた。 するとお姉ちゃんは、お弁当を包んでいたハンカチの上にちょこんと乗る。 「お姉ちゃん、どれから食べる?」 「うーん……オムレツがいいかな……でも、どうやって食べたらいいか…」 「私にまかせてっ」 私はお箸でオムレツを小さく切り分ける。 「はい、あーん」 「ちょ、ちょっと……いいわよ、自分で食べるわよ」 「どうやって食べるの?」 「うっ…」 お箸の先がお姉ちゃんの口にピタッと触れた。 「お姉ちゃん、おいしい?」 私がそう訊くと、お姉ちゃんは口の中がいっぱいで喋れないのか、黙ったままコクンとうなずいた。 その後、私はお姉ちゃんが食べられそうな物を一通り食べさせてあげた。 お姉ちゃんは、始めのうちは周りを警戒していたのか、少し表情が硬かったみたいだけど、 お腹がいっぱいになる頃にはすっかりリラックスしたのか、いつものお姉ちゃんの笑顔が戻っていた。 「ごちそうさま、つかさ」 「エヘヘ、こちらこそ」 「こちらこそって……何がよ?」 「え?……ううん、何でもない」 「さすがに全部は食べ切れなかったけど、とてもおいしかったわよ、オムレツ」 「うん、ありがと」 そして、お姉ちゃんのランチタイムは終わった。 良かった、お姉ちゃんに喜んでもらえて。 ふと、お姉ちゃんに訊きたいことがあったのを思い出した。 訊くなら、今しかない。 「ねえお姉ちゃん。お姉ちゃんが本屋さんで見ていた本って…」 「…参考書よ」 「そっか」 しばらくの間、沈黙が流れる。 お姉ちゃんは、私の隣で小さく三角座りをしているけど、なんだか表情が冴えない。 やっぱり、知られたら嫌なことだったんだ。 「お姉ちゃんもしかして、こなちゃんのこと怒ってる?」 「別に。こなたがああいう奴だっていうことくらい、分かってたし」 『別に』なんて言っているけど、口調が怒っているようにしか聞こえないよ…… 空を見上げると、小さなうろこ雲がプツプツと浮かんでいた。 空がいつもより高く感じるのは、きっと秋だから。 お姉ちゃんの目には、この空はどんな風に映っているんだろう。 もしかしたら、私よりもっと、この空が高いと感じているのかな…? 私は思わずため息をつく。 それと同時に、お姉ちゃんも小さなため息をつく。 「夢じゃ……ないのかなぁ…」 「夢じゃ……ないみたいね…」 やっぱり、これは夢じゃないみたい。 お姉ちゃんが、夢じゃないって言うから、きっとこれは夢じゃないんだ。 夢じゃないとしたら、私は本気でお姉ちゃんの身を守らなくちゃいけない。 やっぱり今のお姉ちゃんにとって、外は危険だらけだ。 私が少しでも気を緩めたら、お姉ちゃんの身に何が起きるか分からない。 やっぱり、今日はもう家に帰ろう。 少しでも早く安全な家に帰って、家でゆっくりしながら、これからのことを考えよう。 「お姉ちゃん」「つかさ」 言い出そうとして、お姉ちゃんと声が重なった。 「お姉ちゃん、何?」 「あのね、今日はもう帰りましょ」 「えっ?」 言おうとしていたことを先に言われて、思わずびっくり。 「つかさ、今日はいろいろ大変だったでしょ?通学中も落ち着きなかったみたいだし」 「うん…」 「私の身体のこと、心配してくれてたのよね?ありがとね、つかさ」 「お姉ちゃん…」 「つかさには苦労かけちゃったから、今日は早く帰って、家でゆっくりしましょ。つかさもそうしたいでしょ?」 「うん…」 「ゴメンね。自分で学校に行くって言っておきながら……なんか、つかさを振り回しちゃったわね」 「ううん。そんなこと…」 そんなことないよ、って言おうとしたけど、言葉が詰まっちゃった。 「お姉ちゃんもしかして、私の考えてる事分かっちゃった?」 「うーん……つかさの顔見てたら、なんとなく、ね」 「そっか。……やっぱり……」 「やっぱり……何?」 「やっぱり、私はお姉ちゃんの妹なんだなって思って」 「どうしたのよ?急に」 「お姉ちゃん、いつもこんな風に、私のこと気遣ってくれて、優しくしてくれて、私はそんなお姉ちゃんに甘えて、助けてもらって……」 「つかさ……」 「でもね、今日は……」 今日は駄目。甘えちゃ駄目なんだ。 お姉ちゃんがいつも私を守ってくれたみたいに、今日は私がお姉ちゃんを…… 「おーい、つっかさー!」 「あ、泉さん!待ってください!」 …ま…も…… ……って、ええぇぇええっ! 「こ、こここ、こなゆきちゃんっ!?」 「げっ!?」 こなちゃんが凄い勢いでこっちに近づいてくる。 ゆきちゃんも慌てた様子でこなちゃんの後を追いながらこっちにやってくる。 お姉ちゃんは完全に隠れるタイミングを失って、その場でガチンと固まってしまった。 ハイ、それまでヨ…… 「じ~~~~~~~~~」 こなちゃんは両膝に手を当てながら顔をお姉ちゃんに近づけていくと、大きな目をパチパチさせながら 小さなお姉ちゃんの姿をまじまじと眺める。 その顔は驚いているような、いないような…… お姉ちゃんの方は、睨みつけるような目でこなちゃんの顔を見ている。 「……顔近い」 「おー。やっぱりかがみだ」 「……なんで、あんたがここに居るのよ」 「いやー、みゆきさんが、つかさがお弁当を持ってどこかに行くのを見たって言うから、つかさもついにっ!?と思ってさ」 「つかさもついにって……あんたまさか、そういうシチュエーションを期待して……」 「その通り。リアルでギャルゲみたいなシチュを拝めると思って、ワクテカしながらつかさのこと探してたんだよ」 ギャルゲー?シチュー?何のことだろう? 「はぁ……で、ここに辿り着いたと」 「そ。お弁当イベントの定番と言えばやっぱり屋上だからね。で、実際に来てみたら、ギャルゲを遥かに超える光景が!…いやー、まさかかがみがこんなに…ちっちゃく…ねぇ」 「こなちゃん……さっきからあまり驚いてないみたいだけど……もしかしてずっと見てたの?」 「ん。そだよー。草葉の陰からじっくり拝見させていただきました」 「待て。言葉の使い方を間違えてるわよ。っていうかいつから居たのよ」 「うーん……つかさが『あーん』てする辺りからかな」 「……ッッ!」 「本当に仲のよろしいことで」 「あ、あんたねぇ……もう少し驚くとか、心配するとか、そういう反応はないわけ?人の身体が突然小さくなったのよ? 朝から私とつかさがどれだけ大変だったか……」 「びっくりした!かがみ、大丈夫?」 「わざとらし過ぎるだろ、あんたは!」 「あのー……かがみさん」 しゃがみ込んだまま固まっていたゆきちゃんがやっと口を開いた。 良かった、気絶はしていなかったみたい。 「あの、本当にかがみさんなんですか?未だに信じられないのですが……お身体、大丈夫ですか?」 「うーん……小さくなった以外は特に何とも……ちゃんとご飯も食べられるし……みゆき、心配してくれてありがとね」 「あ、いえ……」 ゆきちゃんがなぜか照れ笑い。 「ほら、みゆきを御覧なさいよ。みゆきみたいな反応が普通でしょ。あんたももう少し……」 「かーがみっ!」 「うわっ!?」 こなちゃんが突然、指でお姉ちゃんの足をちょんと払うと、お姉ちゃんはそのままこなちゃんの手のひらの上に倒れた。 「かがみ、軽っ!」 「ちょっ、乱暴すな!」 こなちゃんはお姉ちゃんを手のひらに乗せたまま立ち上がると、お姉ちゃんのワンピースをパッとめくって…… 「なんだ、下着も着けてるのか」 「期待に添えなくて悪かったわね。いいから早く降ろしなさいよ」 「つれないなー。せっかく元に戻してあげようと思ったのに」 「えっ……?」 こなちゃん、今なんて言ったの? 元に戻す?こなちゃん、お姉ちゃんを元に戻す方法を知ってるの? こなちゃんは、ポケットに手を入れて何かを探し当てたかと思うと、その手を頭上に突き上げて…… 「テッテケテッテテー、ビッグライトー!」 「似てねぇ!」 こなちゃんの手には……何も握られていなかった。 がっくし。 「期待して損したわ、まったく。期待してなかったけど」 「かがみ、言ってることおかしいよ?」 「…うるさい」 こなちゃんは、可愛い小動物を見るような視線でお姉ちゃんを見つめながら、指先でお姉ちゃんの頭をなでなでする。 お姉ちゃんは、相変わらずムスッとした表情のまま。 すると、こなちゃんの表情がニマッとなって…… 「つかさ……今日、かがみお持ち帰りしてもいい?」 「だ、ダメ!お姉ちゃんは私と一緒に家に帰るの!だから邪魔しないで!」 「うおっ!?つかさ、なんか怖いよ。どうしたの?」 ああ、私、何言ってるんだろう。 もう少し落ち着かなきゃ。 「お持ち帰りはダメかー。じゃあ、ここで思う存分……」 「うわっ!なんで頭に乗せるのよ!危ないっての!」 こなちゃんは手のひらに乗ったお姉ちゃんをさらに持ち上げると、お姉ちゃんを頭の上にちょこんと置いた。 どうしよう、すごく嫌な予感がする。 「見て見てー。アホ毛とかがみの背比べ。どっちが大きいかなー」 「どっちでもいいわよそんなの!いいから早くおろし……てあっ!」 「あっ!」 「あっ!」 …嫌な予感が的中した。 お姉ちゃんがズルッと足をすべらせてバランスを崩してこなちゃんのアホ毛をギュッと掴んだけど 掴んでいた手からアホ毛がスルッと抜けてそのままお姉ちゃんが……!! 落ちた。 そして次の瞬間ゆきちゃんが勢いよく両手を前に伸ばしたかと思うと空中でお姉ちゃんをキャッチして そのまま勢いよく地面に倒れこんだ……!! …一瞬の出来事だった。 「お姉ちゃん!ゆきちゃん!だだだだ大丈夫!?」 「はぁはぁ……心臓が止まるかと思ったわ……ってみゆき!大丈夫!?」 …… しばらくしてから、うつ伏せの状態で倒れていたゆきちゃんがむくっと起き上がってその場に正座した。 手のひらにお姉ちゃんを乗せたまま。 ゆきちゃんは無事だったみたいだけど、何か様子がおかしい。 何かパーツが足りないような…? 「ハッ!眼鏡!?眼鏡はどこですかーっ!?」 「みゆき……非常に残念なことに眼鏡は……」 …ゆきちゃんの眼鏡は、見るも無残な姿で地面に横たわっていた。 でも、お姉ちゃんとゆきちゃんは無事だった。良かった。本当に良かった。 「かがみさん、お怪我はありませんか?」 「平気よ。おかげで助かったわ。本当にありがとう、みゆき。…眼鏡は残念だったけど」 「いえ。かがみさんの為なら、こんな……万円程度の眼鏡、いくら犠牲になろうとも構いません」 「みゆき……」 見つめ合うお姉ちゃんとゆきちゃん。 これから、何が起きるんだろう…… 「かがみさん……あの……」 「……何?」 「すごく……小さいです……わたし……近眼で良かったです」 「は?……あ、うん。そうね。良かったわね、みゆき」 近眼で良かったね、ゆきちゃん。…? 「かがみゴメンッ。さすがに今のは危なかったね。それにしても、みゆきさんグッジョブ!」 お姉ちゃんは、こなちゃんの言葉には何も応えずに、こなちゃんから逃げるように走り出した。 お姉ちゃん、とうとう怒っちゃったのかな…? するとお姉ちゃんは、私の背後に回りこんで私の制服をギュッと掴んだ。 …キタ。 「お姉ちゃん?」 お姉ちゃんは黙ったまま、こなちゃんの姿をじっと……怒ったような表情で…… …あれ、なんか違う。 いつも強気なはずのお姉ちゃんが、怯えてる…? こなちゃんの方は、少し静かになったみたいだけど、相変わらずお姉ちゃんの姿をジーッと、物欲しそうな顔で…… …ってこなちゃん、その顔はまずいよ……お姉ちゃん、余計に怖がっちゃうよ…… 「お姉ちゃん、大丈夫だよ」 私はそう言ってお姉ちゃんの背中にそっと手を添える。 すると今度は、何かを訴えかけるような目で私の顔を見上げてくる。 うぅ、どうしよう…… 私には、お姉ちゃんみたいにこなちゃんを……なんて…… …決めた。 ここから逃げよう。 で、家に帰ろう。 「お姉ちゃんっ!ポケット!」 「え?…あ、うん」 慌ててお姉ちゃんをポケットの中に導き入れる。 そして私は立ち上がり、フェンスの前に立って、スーッと深く息を吸い…… 「こなちゃん!校門に小神あきらちゃんがいるよ!」 「な、なんですとぉぉっ!?」 ビュンッ!とこなちゃんが飛んできてフェンスをガシッと掴んだ。 えっ?うそ?計画通り? …よ、よし、こなちゃんには悪いけど、気を取られている隙に…そーっと…一歩後ろに下がって…… 「お姉ちゃん、ちょっと揺れるけど我慢してね」 小声でお姉ちゃんにそう呼びかけて、ゆきちゃんには両手で『ゴメンね』の合図を送ってから…… 私は走った。できるだけ小走りで。 「ねぇ、あきらどこにもいないよ?」 「泉さん、ほら、あそこです」 遠くでこなちゃんとゆきちゃんのそんなやりとりが聞こえた。 ゆきちゃん、ありがとう。 私、今日のゆきちゃんの活躍、一生忘れないよ。 戸惑いの気持ちもまだあるけど…… こんな私じゃ頼りないかもしれないけど…… 今は、自分にできることを精一杯やらなくちゃ。 お姉ちゃんを安心させるために。 お姉ちゃんを守るために。 コメントフォーム 名前 コメント うぁあぁあぁ!GJ!みゆきも、かがみが好きなのかな?かな? -- 名無しさん (2010-10-24 12 34 12) みゆきの眼鏡はいくらだったんだろう? -- 名無しさん (2010-10-09 12 01 51) つ、続き見てーッ!!!!! -- フウリ (2008-03-29 17 01 43) 素晴らしき姉妹愛!GJ! 感動しました! -- 名無しさん (2007-10-23 01 08 54)
https://w.atwiki.jp/svsm_wiki/pages/722.html
No.0351 カード名:塚本 天満/お姉ちゃん/女 パートナー:沢近 愛理/お嬢/女 レベル:1/攻撃力:2500/防御力:4500 【ヒロイン】【姉】「お姉ちゃんパワー!!!」 [自]〔手札〕あなたのリングの《妹》がアタックされた時、このカードを自分の控え室に置いてよい。1枚以上置いたら、そのアタックをパートナーブロックする。 【料理】【ロマンス】「落ち着いて 落ち着いて!私は‥‥‥鳥丸君が‥‥‥すきやき 違う!!」(キャンセル) [起]〔手札〕[このカードを控え室に置く] →あなたは相手の、[自]か[起]の、《ロマンス》技を1つ選び、無効化する。 レアリティ:R 作品名:週刊少年マガジン「スクールランブル」
https://w.atwiki.jp/syougakujosikouyuri/pages/38.html
8月上旬の強い日差しの中、いつもどおりお姉ちゃんの家に向かう。 たかが数百メートル。 それでも、背の低い私にはアスファルトからの照り返しがきつく、お姉ちゃんの家に着くまでには汗だくになっていた。 形の上だけチャイムを鳴らして直ぐに玄関のドアを開けて中に入る。 「こんにちはー」 「おーいらっしゃい。今日は暑いからもう来ないかと思ったよ」 声をあげながら中に入るとお姉ちゃんが棒アイスを片手にリビングから出てきた。 食べたいとか、思ってない。いや、ちょっとは食べたいけど。 そんなことよりももっと大事なことがあった。 「な、ななな―――」 「ん?どしたん?」 「なんてカッコしてんの!!」 お姉ちゃんの格好は、下は学校のものと思わしき半ズボン、上は下着のみという、女子高生らしからぬだらしなさ過ぎるものだった。 「やー今日は暑くってねー。いやはやまい」 「せめてなにか着ようよ!!」 「着てるよ?」 私が慌ててそういうと、お姉ちゃんは半ズボンをくいくい引っ張りながら首をかしげた。 あー、なんでこの人はこんなんなんだろ…… 取りあえず、靴を脱いでからお姉ちゃんを部屋に押していく。 そしたら案の定、ベッドの上にTシャツが脱ぎ散らかしてあって、それをお姉ちゃんに突きつける。 「ほら、これを着る!!」 「えー暑いよー」 「クーラーつければ良いじゃない!」 「でも、地球温暖化がどうのこうのって言ってたのはみぃだよ」 「うっ。それでもそんなカッコはダメ!!絶対ダメ!!」 「大丈夫だよ。この家には家族しかいないし」 「私は家族じゃないけど」 へらへらと笑うお姉ちゃんにちょっと冷たくかえすと、お姉ちゃんは調子を変えずに、 「家族のようなものだよー」 なんて言った。 あまりの不意打ちに何も言えないでいるとお姉ちゃんはそのままへらへら、にこにこした笑顔を浮かべていた。 「と、兎に角着るの!!」 「ちぇーけちー」 お姉ちゃんは観念したのかTシャツを受け取って、ちょっと溶けたアイスを差し出してきた。 「ちょっともってて」 「うん」 「食べてもいいよ」 「あ、うん」 て、さっきこれ、お姉ちゃんがくわえてた…… 「はっ!!しまった!!」 ちょっとドキドキしながら視線をアイスからお姉ちゃんにうつすと、 ちょうど眼鏡が服に引っ掛かっているところだった。 ……なにやってんだろ。 そうこうしているうちに手にもったアイスが溶けてきて、慌ててそれを嘗めあげる。 「あはは。みぃだって行儀わるいぞー」 そしたら、いつの間にか着終わったお姉ちゃんにからかわれた。 「だ、だだだだって落ちたら拭くのは私なんだよ!?そ、それにこれは勿体ないからで……」 慌てて言い分けをする。あー絶対に顔赤いよー。 「そんなに焦らなくても……冗談なのに」 「うぅ……」 「まぁまぁ、みぃもアイス食べよー、こんなに汗かいてるし」 恥ずかしさに顔を俯かせていると、お姉ちゃんがそう言って頭を撫でてくれた。 自分の手に汗がつくのも構わずに、汗を確かめるかのように髪に手を差し入れる。 「う、うん……」 そのしぐさとその笑顔に思わずドキリとしてしまってそう返すのがやっとだった。 「うんうん。今日はちゃんとみぃの好きなチョコアイスを買っといたんだから」 アイスを受け取ったお姉ちゃんは溶けた部分をなめてから、またにっこりと笑う。 その笑顔と、暑がりのお姉ちゃんがわざわざ私のために買ってきてくれたことが嬉しくて、 ついついはしゃいだ声を出してしまった。 「本当!?」 「ホント、ホント。さぁ、リビングにいこう」 「あれ?でも今日は私は来ないと思ってたんじゃ……」 「そんなこと言ったっけなぁー」 「いった」 「まぁまぁ、細かいことはきにしない。 早くしないとアイスが溶け―――あっ」 お姉ちゃんの間抜けな声がしてすぐに、私の肩にアイスの塊が落ちてきた。 紫色のアイスが服にシミをつくっていく。 「う、うわー!?冷た!!というか、汚い!!」 「わわわ、は、早く洗わないと!!」 「え?ちょ、うわぁっ」 お姉ちゃんに抱き抱えられる。 「お、お姫様……」 「ほぉへぇんへぇ、みぃ」 そんなカッコよすぎることをやってくれたお姉ちゃんは、アイス棒をくわえていた。 あぁ、この人はどうしてこんなんなんだろう…… 本当、お姉ちゃんは面白いなぁ――― (おわり) 名前 コメント